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麻の歴史

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〜麻の歴史〜
常に日本の衣食住のそばにあった「麻」の歴史と現在に迫ります。

麻の歴史

2023/07/06

麻の発見に関しては、具体的な時期や場所を特定することは難しいですが、麻は非常に古い文明から利用されてきたことが分かっています。

麻(Hemp)は、アジアを原産とする植物であり、その利用は紀元前8,000年頃まで遡ると考えられています。最初の麻の利用は、主に麻繊維を得るための栽培でした。麻の繊維は強く耐久性があり、衣類や綱などの製作に使用されました。

古代の文明でも麻は重要な作物であり、多くの文化で利用されました。古代エジプトでは、麻は繊維としてだけでなく、薬用や宗教的な儀式にも使用されました。また、古代中国でも麻は広く利用され、衣服や船の帆などに利用されました。中国では麻の種子から搾り取った油も食用や薬用として使用されました。

日本ではいつから使われていたのか

日本で最古の麻の使用例は、縄文時代早期の鳥浜貝塚遺跡(福井県三方町)で出土した大麻製の縄である。苧麻では、縄文後期の中山遺跡 (秋田県南秋田郡) で発見された編布が最古。この生地には全体に漆が付着しており、漆を濾過精製するためのものだったと考えられている。

大麻、苧麻の使用割合は、弥生時代には大麻がほとんどだったが古墳時代に半々となり、以降逆転する。

稲や麻を植え、養蚕を行い、布を織っているという意味で、麻が大麻なのか苧麻なのかは定かではないが、古代日本において麻が稲や絹と並び、生活に利用されていたことがわかる。

麻の種類

麻は、非常に種類が多いことで知られており、植物の種類は60種類以上をこえます。

繊維の採取の仕方、繊維の硬さによって、軟質繊維なんしつせんい(軟質麻)と硬質繊維こうしつせんい(硬質麻)の大きく2つに分けることができます。

  • 軟質繊維

茎の内側の靭皮(樹木の外皮のすぐ内側にある柔らかな部分)から採取できるのが、軟質繊維です。

  • 硬質繊維

葉脈から採取するできる硬めの繊維が、硬質繊維です。

代表的な麻植物

  • 亜麻(リネン)

亜麻は、草丈約1mの1年草で、ロシアやフランス、中国も古くから亜麻の産地です。

亜麻の繊維は細くて短めですが、非常にしなやかで木綿に近い風合いを持ち、黄色がかった薄茶色(亜麻色)です。

世界各地で重用されている麻の織物のほとんどが亜麻のリネンで、比較的寒い地域での栽培が多いです。

  • 苧麻(ラミー)

苧麻は草丈が約2〜4mの多年草で、繊維が長く、麻特有のシャリ感が非常に強くしなやかで、シルクのような光沢感があります。

福島県の昭和村は、古くから苧麻の産地で現在でも、栽培が続けられています。中国、フィリピン、ブラジルが苧麻の主産地として知られています。

  • 大麻(ヘンプ)

大麻繊維は、古くから日本で重宝されてきました。

戦前の日本には、大麻の栽培、所持、使用を禁止する法律はなく、農家は自由に大麻を栽培していましたが、戦後1948年、アメリカのGHQの指示によって大麻取締法が制定され、現在は許可を得たものだけが栽培できます。

家庭用品品質表示法により、衣類のタグに「麻」と表記できるのは、麻から作られる繊維のリネンと苧麻の繊維であるラミーのみで、大麻(ヘンプ)は含まれていません。

ちなみに、大麻繊維は「指定外繊維(大麻)」や「指定外繊維(ヘンプ)」などと表記されます。

  • 黄麻(ジュート)

黄麻は、ジュート(jute)という名前でも知られ、インドやバングラディッシュが主な主産地です。

ヘンプの現在の活用例

  • 繊維素材として

ヘンプは、繊維に微細な穴が無数にある多項構造を持つことから、吸水性・速乾性、さらに調湿性に優れています。UVカット性や、抗菌性、消臭性なども調査が進んでいます。夏の快適さだけでなく、冬の温もりを与えてくれる製品も可能です。また他の麻繊維にも共通しますが、他の繊維に比べて丈夫で、湿るとさらに強度が増します。そのため、ロープや袋類、鞄などもにも活用されています。

  • ヘンプシード(麻の実)

ヘンプシード(麻の実)は、近年スーパーフードとして注目されています。

ヘンプシードは、栄養価が高く、さまざまな食品や製品の原料として利用されます。

以下に、ヘンプシードの特徴と利用方法をいくつか説明します。

 

  1. 栄養価: ヘンプシードは、多くの栄養素を含んでいます。特に、良質の植物性タンパク質、必須アミノ酸、オメガ-3およびオメガ-6脂肪酸、ビタミン(ビタミンEなど)、ミネラル(鉄、亜鉛、マグネシウムなど)などが豊富に含まれています。
  2. 食品としての利用: ヘンプシードは、さまざまな食品に添加されるか、単体で食べられます。ヘンプシードはナッツのような風味を持ち、シード全体または粉状にして、サラダ、シリアル、ヨーグルト、スムージー、パン、クッキーなどの料理やお菓子に加えられます。また、ヘンプシードオイルも食品に利用されます。
  3. ヘンプオイル: ヘンプシードから搾り出されるヘンプオイルは、食品や健康補助食品として利用されます。ヘンプオイルは、オメガ脂肪酸のバランスが良く、体内の炎症を抑える効果や健康促進効果が期待されています。

    ヘンプシードは、栄養価が高く、健康に良い影響を与えることから、食品業界や健康意識の高い人々の間で人気があります。

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REFILLのCBDオイルにはヘンプシードオイルを使用しております。

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ヘンプシードには必須アミノ酸9種類がすべて含まれており、ミネラルも多く含み、体内で生成できない必須脂肪酸(オメガ3、オメガ6)も接種することができます。

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