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コロナ発生前と発生後の米国におけるタバコ、アルコール、大麻などの薬物の使用状況の変化は?

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コロナ前後の米国におけるタバコ、アルコール、大麻などの薬物の使用状況の変化は?

コロナ前後の米国におけるタバコ、アルコール、大麻などの薬物の使用状況の変化は?

2023/02/15

アメリカにおけるコロナ発生前とコロナ発生最中の薬物使用率の変化はどうなのか?という面白い研究を見つけたので、紹介します!

□参加者は19631人の若者・若年成人・成人・高齢者を対象

□PATH(Population Assessment of Tobacco and Health)の研究において、若者と成人の全国代表サンプルの2016年〜2020年のデータを繰り返し分析。

□2016年から2019年までは直接、2020年は電話によるインタビューを実施。

□測定方法は、過去30日の自己申告による、タバコ・アルコール・大麻・その他のの違法薬物や誤用した処方薬物の使用についてのインタビューを実施。

結果は、対象とした若者、若年成人では2018年から2019年にかけてからと2020年にかけてから、ほぼ全ての薬物使用が大幅に減少したが、高齢者では一貫した変化が見られなかった。

若年成人(18〜20歳)では、アルコール以外の全ての薬物の使用率が減少した。例えば、タバコの使用率は、37.8%から22.8%に減少している。

成人(21〜24歳)の成人では、タバコの使用が39.0%から30.9%に減少し、アルコールの使用は60.2%から65.2%に増加していた。25歳以上の成人では、タバコの使用は同様に減少し、大麻の使用率は11.3%から12.4%に増え、その他の薬物使用は2.1%減少していた。

高齢者に関しては、タバコの使用率の減少以外は一貫した減少が見られなかった。

これらの結果は、2020年の間に大きなストレス要因にもかかわらず、若者では薬物の使用率が減少したことが考えられる。この社会的孤立の期間における若者での減少は、成人ではなく、薬物使用に対する仲間の影響に対する若者のみが持つ特有の感度を一部反映している可能性がある。

 

研究結果から見ても、コロナ発生に関連した社会的混乱が、2020年、米国の若者の全体的な薬物使用率の低下に影響している可能性があるということです。

この研究のデータの正確さなどが不透明であり、結果の解釈には注意が必要です。

しかし、このような結果を見るだけでいろんな議論に発展し、またさらに面白い研究が報告されることでしょう。

面白い研究、興味深い研究などを見つけたら、随時ここに報告していきますので、ご覧ください!!!

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