カンナビスの性機能および満足度に及ぼす影響は？

大麻に関する、気になる研究があったので共有する。

ジャーナル・オブ・カンナビス・リサーチから大麻が性機能および満足度に及ぼす影響についての研究が行われた。

大麻の潜在的な効果に対する研究文献の注目度が高まっているなか、大麻使用の性的効果に関する研究が不足しているためである。

結果として、811人の中から7割以上の参加者が大麻の使用と性的機能および満足度について、欲求およびオーガズムの強度の増加を報告した。さらに、年齢と性別は優位な影響を及ぼさないことがわかった。

この研究により、医学的意義として”性機能障害の治療”に大麻を使用する可能性が高まる。

大麻は、”薬としての使用”や”媚薬および低性欲または性的苦痛などの性的機能障害の潜在的治療”などの多機能性作物として歴史的に使用されてきた。

近年、大麻が多くの国で合法化されたことにより大麻のメリットに注目が集まっている。多くの用途があり、注目度が高まっているにもかかわらず、性的な利点に関する研究文献が不足している。

この研究によって、個人の性的機能と性的満足度を強調し、定期的にオーガズムを得られるようにするための選択肢に”大麻”が含まれる可能性がある。性行為の前に、大麻を使用することでオーガズムの頻度を高め、私たちの社会の中で性的喜びを増やすことによって”少子化”などの社会問題を解決できるかもしれない。

男女がどのような生理的反応を起こすかについては，アメリカのW.マスターズとV.ジョンソンによって詳しく調査された(1954)。彼らは，人間が性的刺激を受けたときの肉体的･精神的変化を性反応と定義した。

性反応は，(1)興奮期，(2)平坦（へいたん）期，(3)オーガスム期，(4)消退期の順に，4段階に変化するとした。

性欲は、リビドーとも呼ばれオーガズムまたは満足に達するまでの性的な出会いの間に続く性欲または性行為への興味として定義づけられる。

大麻には性的刺激作用があることが確認されており、性的体験を強めることができる。テトラヒドロカンナビノール(THC)が多すぎると阻害作用が強くなる可能性があるため、大麻のカンナビノイドプロファイルは性的機能および満足度に影響を与える。

間接的に性機能を高める可能性がある。つまり不安を減少させ、リラックスと感覚の集中を高めることによって機能を向上させる。また、毎日および毎週の使用者は、未使用者と比較して性行為頻度が増加することがわかっている。

また、大麻使用者は性欲を高めるためだけでなく、性行為に伴う痛みを軽減するために意図的に大麻を使用することが研究で明らかにされている。

性行為前の大麻使用は、オーラルセックスを含め、個人の性的な楽しみや快感を高めることが報告されている。ただし、カンナビスは味覚と触覚を増強することは多く報告されているが、聴覚・嗅覚・視覚にはあまり効果がないようである。

大麻による性的機能や満足度に関する効果は、非常に期待できそうだと考える。

少子化などの様々な社会問題を解決できる糸口になる可能性があるものだと感じた。

大麻に関しては、今もなお様々な研究が行われているので、興味・関心がある研究や話題を紹介していきますので、今後もご愛読よろしくお願いします！

ネットや店舗でオリジナル製品も販売していますので、是非ご覧ください！