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エンドカンナビノイドシステムとは

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エンドカンナビノイドシステムとは

エンドカンナビノイドシステムとは

2023/01/05

エンドカンナビノイドシステムとは

エンドカンナビノイドシステム』(ECS)という言葉をご存知でしょうか?

これはCBDを使う人に限らず、そうでない人にも知っていただきたい情報になります。

とても複雑なので今回は簡単に説明いたします。

 

一言で言うと

人が生きていく上で必要不可欠な神経・免疫バランスを調節し、健康な身体を維持するためのシステム。

※内因性カンナビノイドシステムとも言われています。

 

健康な生命体ではECSを適正に機能させるための物質エンドカンナビノイド(内因性カンナビノイド)が分泌されており、

神経機能の働きのバランスが調整されています。

その結果、*ホメオスタシス(生体恒常性)と呼ばれる体内の恒常性が保たれていることが明らかにされています。

*ホメオスタシスとは

暑い時は、体温を下げるために汗をかきます。
寒い時は、体温を上げるために体を震えさせます。

これらは全て「ホメオスタシス」の働きです。

 

 

 

ECSは人類だけでなく、魚類・両生類・爬虫類・鳥類・哺乳類などの動物にも存在しています。

では、どのようにしてECSを活性化させるのか、仕組みと合わせてご説明します。


大麻草(麻)の主成分・カンナビノイドの研究が進み、人間の身体にカンナビノイドが作用する受容体があることが分かっています。

 

人間の身体はCB1CB2と呼ばれるカンナビノイド受容体を持っており、

その受容体にカンナビノイドが結合することにより

エンドカンナビノイドシステムが機能しています。

 

カンナビノイド受容体は脳や神経、臓器、骨、皮膚、筋肉、血管、眼球、粘膜など全身のありとあらゆる場所に分布しており、

CB1は主に脳や中枢神経に存在し、CB2は主に末梢器官や免疫系に関連する細胞に存在しています。

ではどのようにして受容体が作用するのでしょうか。

カンナビノイドとは

カンナビノイドは、大麻(麻)だけに含まれた成分ではありません。

 

CB1CB2に結合するカンナビノイドには、体内で分泌されている「エンドカンナビノイド(内因性カンナビノイド)」、植物から抽出される「植物性カンナビノイド」、化学合成された「合成カンナビノイド」があります。

それぞれどのようなような効果があり、またどの受容体に結合するのでしょうか。

 

  • 内因性カンナビノイド(エンドカンナビノイド)

内因性カンナビノイドは体内で作られて分泌されているカンナビノイドです。

内因性カンナビノイドはイスラエルの科学者によって発見されたアナンダミド(AEA)と、その後に発見された2-AGの2種類が主に知られていますが、他にも約10種類ほどあることがわかっています。

 

AEA2-AGはそれぞれがCB1およびCB2などに結合します。また、AEA2-AGは同じ受容体に結合しても、違う作用がもたらされると考えられています。炎症を例に見てみましょう。

例えば、免疫細胞(白血球)に発現するCB2に作用して炎症を調節するのは主に2-AGです。

2-AGは炎症が起こった際に「炎症を抑制する」だけでなく、怪我や細菌感染などに対しては必要に応じて身体に「炎症を引き起こす」こともあります。

一方で、AEACB2に結合した場合は、免疫細胞の活性化を「抑制する」ことに特化しています。

 

  • 植物性カンナビノイド

植物から抽出されるカンナビノイドは、内因性カンナビノイドよりも遥か昔から存在が知られてきました。

カンナビノイドを含有する代表的な植物はマリファナや産業用大麻などの麻植物です。

その中でよく知られているのは、マリファナの主成分で有名な*THC(テトラ・ヒドロ・カンナビノール)と

精神作用のない*CBD(カンナビジオール)です。

 

*THCは、麻の主成分ともいえるカンナビノイドです。THCはCB1CB2ともに結合しますが、CB1の方が結合親和性が高いとされています。

THCは脳のCB1に結合することで精神活性作用や陶酔作用などを引き起こすことが知られています。

日本を含む多くの国や地域では、THCを含有する製品や植物の所持・栽培が規制されています。

 

*CBDTHCと並ぶ麻の主要成分ですが、CB1CB2に直接結合することは現段階ではほとんど確認されていません。

ですがCBDAEA2-AGを破壊する酵素であるFAAHやMGLを抑制することで内因性カンナビノイドの分泌量を増加させ、

間接的にCB1CB2活性化させます。

 

また、CBDCB1を阻害する作用があります。そのため、THCCBDを同時に摂取すると、CB1(受容体)が塞がれてTHC(カンナビノイド)が結合できなくなるため、精神活性作用が抑えられるとされています。

しかし、日本ではTHC違法なため注意が必要です。

 

  • 合成カンナビノイド

合成カンナビノイドとは、研究のために植物性カンナビノイドの構造を基に人工的に作り出された化学物質です。

合成カンナビノイドは非常に数多く存在し、ナビロンやドロビノール(マリノール)など、いくつかの合成カンナビノイドは治療薬として海外で認可されています。

現段階では世界で最初に合成されたHU-210をはじめJWH-073、AM-2011、UR-144などがあり、現在も新しく作り出されては次々と報告されています。

合成カンナビノイド内因性カンナビノイド植物性カンナビノイドと違い、その作用はさらに強いものです。

ECSをCBDで活性化

一方、『エンド・カンナビノイド・システム』に不調をきたすとどうなるのでしょうか?

重篤なストレスや重症感染症など、生命体にとって過度の負荷がかかると、ECSを機能させるための物質が十分に産生されなくなり、

ECSが適正に機能しなくなります。その結果、自律神経機能の不調が生まれ、様々な不定愁訴や疾患が起きることが解明されています。

近年、AEA2-AGなどが不足してしまう「エンドカンナビノイド欠乏症」という症状がカンナビノイドの研究者の間で注目されています。

エンドカンナビノイド欠乏症は様々な病気の原因であると考えられています。

現段階で原因がはっきりとわからない、自覚症状は強いが身体的異常が見つからない、治療法が確立されていない病気は

AEA2-AGなどが不足していることが疑われています。

特に偏頭痛と過敏性腸症候群(IBS)、線維筋痛症の3疾患はエンドカンナビノイド欠乏症によるものとして研究されており、

内因性カンナビノイド増加させることができれば治療に繋がるのではないかと考えられています。

 

そこで注目されているのが昨年、日本でも話題になった医療大麻でありCBDオイルです。

まだ研究途上であり、「病気に効く」と断言できるほど臨床的に証明されていませんが、

効果事例もいくつか報告され、WHO(世界保健機関)も研究を推奨しています。

 

内因性カンナビノイドの出し方には様々な方法があります。

一つ目は食事の見直しです。

内因性カンナビノイドの分泌量を増加させるには、肉や卵、乳製品などに含まれる脂肪酸である「アラキドン酸」の摂取が効果的です。

二つ目は運動です。

近年の研究で、運動後に感じる高揚感(ランナーズハイ)は内因性カンナビノイドによるものが大きいと言われおり、

運動をすることで内因性カンナビノイドの分泌量を増加させることができます。

効率的な運動は、20分以上の「ややきつい強度の運動」とされています。

 

そして、CBDオイルを摂取することも有効だと言われています。

 

CBDAEA2-AGを破壊する酵素であるFAAHやMGLを抑制することで、間接的にAEA2-AG増加させる作用がありますが、

さらにECSCB1CB2)への間接的な関与だけでなく、様々な病気の発症や治療に関わる受容体を活性化・阻害する作用があります。

現段階では治療が難しいとされている病気を治療したり、進行性の病気の悪化速度を緩めたりすることができるのではないかと期待されています。

またCBDは「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンや、心身をリラックスさせるGABAの分泌量を増加させることも分かっています。

カンナビノイドは新しい治療法の開発や病気の原因解明など、今後の医療において重要な役割を果たす可能性が高いです!

 

少し長くなりましたが、

CBDオイルの摂取を毎日の習慣にすることを是非おすすめします!

 

当店で取り扱うCBD製品は ONLINE SHOP でもご購入頂けます!

初めての人もそうでない人もぜひ、毎日の習慣にCBDを取り入れてみてくださいsmiley

 

〜PEACE〜

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